嬉しい誤算

フクシマ
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数年前から認知症の女性を担当させていただいています。

最初の面談で介護負担の苛立ちから、罵声を浴びせるご主人の前でしょんぼりされているお姿が印象的でした。

 

しかしデイサービスを利用する事で表情もとっても明るくなられました。

家事が上手く出来なくなった奥様の変わりに、殆どの家事を担っていた旦那さまの負担も減ってきた矢先にご主人が体調を崩されました。

 

それを機に奥様がデイに行かれることを拒否され始めました。

私は真っ先に自宅に閉じこもり、ご主人の前でしょんぼりされている姿が頭に浮かび、早速様子を伺いに行きましたが、暫くは浮かない表情で過ごされていました。

 

しかし数日後、そこには嬉しい誤算があったのです。

ご主人に偉そうに言われながらも指示されることを一生懸命こなされています。

ある日は電話の対応もされています。

失敗しながらではありますが頑張っておられます。

その表情はいきいきとし、デイサービスに来られていた頃のようにお元気なのです。

ご主人が体調を崩されたことで奥様を頼りにされるようになり、昔のように妻としての役割を担う事ができたからでしょう。

とにかくお元気なのです!

 

私はホッとしました。

確かにデイサービスは利用していただきたいですが、利用者様がお元気でいきいきと過ごされていれば何処でいても同じことです。

それでご主人が安心されるなら尚更です。

そしてあわよくば、この機会に奥様へ感謝の気持ちを込め、優しい言葉の一つでもかけてくだされば良いなと思っています♪

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