スタッフブログ

介護冥利につきるエトセトラ

感激の1日

先月よりデイサービスをご利用になられているAさん。

この方は、リクライニングの車椅子に乗られており、

発語も困難な状態の方です。

それでも、私は絶対にまた以前のように声を出して言葉も

発せられるようになると確信していました。

自信がありました。

 

Aさんのはじめてのデイサービス来所の日。

フロア内をリクライニングの車椅子を押し、テーブルまで歩いていると、

周りからは

「あの人まだ若いなぁ・・・

自分で動かれへんやな。可愛そうに・・・」

という声が聞こえてきました。

 

もちろん視線も皆様こちらに釘付けです。

私がテーブルについて、同席の方々へAさんの紹介をしました。

すると、1人が立ち上がりAさんの傍へ来られ、

「私〇〇です。よろしく。」と自己紹介されました。

それを見たほかの方々も、

「わたしは、〇〇」

「〇〇といいます。」と続き、

手を握って下さったり、足先をさすって下さる方もいらっしゃいました。

 

Aさんもしっかり目を開けて見ていらっしゃいました。

私はその光景が嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。

 

ご利用者様から行動し、声をかけて下さる・・・

皆様のもともとの性格なのか、母性のようなものか、

お世話好きなのか、お優しいのか、、、

全て当てはまるのかもしれませんが、

何にせよ、

本当にあたたかい気持ちになりました。

 

Aさんの来所をきっかけに何か変わった気がします。

それはご利用者様だけではなく、スタッフにとっても、

たくさん思い・感じ・実際に関わることできっとプラスになることが

出てくるはずです。

 

私はAさんのご家族様にその日のことを伝えずにはいられず、

帰りの送迎で自宅玄関にて約10分ひたすらしゃべっていたのを

思い出しました。

 

もちろんご家族様は喜んで下さっていました。

Aさんを温かく迎えて下さったご利用者様に感謝の気持ちでいっぱいです。

あらためて、ご利用者様に活(生)かされていると実感した日でした。

 

そんなご利用者様が大好きです。

これからも、どんな方が来られようとも心強いご利用者様が

いらっしゃるので、怖いものなしです!

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