成功していますように・・・

フクシマ
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先日、40代前半から10年近く人工透析を受けていらっしゃる

利用者さまが腎臓移植をされました。

入院前日まで悩みに悩んだ末の移植でした。

長年、妹さまの腎提供の意思を拒み続けておられたのですが、

ある出来事をきっかけに生きる望みを見失ってしまわれた妹さまの希望を叶え、

生きる糧になれば、、、と臓器提供をしてもらう意志を固められたのです。

先日、術後初めて病院を訪れました。

腎移植のリスクや成功率の低さも十分に承知していたので、

面会に行くのがとっても恐怖でした。

「成功していますように・・・」祈りながら病室を探しました。

そして、お声をかけながら、そっと病室のカーテンを開けると、

利用者さまは落ち着いた表情で迎えて下さいました。

「どうですか体調は・・・?」

ダイレクトに結果を聞けません・・・。

そして開口一番「こんなに元気になりました♪」

弾んだ声。

私も思わず、「えっ?成功したのですか?おしっこ出たのですか!?」

「うん、めちゃくちゃ出てるぅ~」と。

思わず涙がこぼれました。

提供してもらった腎臓が正常に機能しているのです。

とっても元気な腎臓で、数値なんて主治医より良かったと報告して下さいました。

1年間もの長くて辛い適合検査に明け暮れた日々。

でも入院前日にも、手術の不安を口にされました。

「娘2人に、何かあったら・・・」と泣き崩れるお母さんの言葉で

決心が揺らいだそうです。

そんなことが頭を駆け巡り、自分のことのように嬉しさを噛み締めていました。

しかし、この利用者さまは透析の乗降介助のお手伝いをさせて頂いていたのですが、

まだまだお若いです。

そうです。

退院=お別れなのです。

「そっか。もうお別れなんだ・・・」

大好きな利用者さまとのお別れを思うと同時に淋しさもこみ上げてきました。

でも、今回は明るく晴れやかなお別れが出来そうです。

私にはまだまだたくさんの利用者さまがおられるのです!

寂しがってばかりはいられないのです。

よし!明日からも頑張るぞ!!

最近の一番嬉しい出来事でした

後日談

利用者さまの今一番の希望は、今まで通ってきた病院に

「腎移植成功」の記事を張り出してもらい、透析患者さまの希望の星になることだそうです!

私も心から応援しています!

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