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小説から学ぶ土地の話

中山七里さんの、これまた別の本のご紹介です。

ふらふらと本屋さんを徘徊していた時に、

サイン本を見つけました✨

サイン本は読み終わってメルカリで売る時、ひょっとして高く売れるんじゃ…??

という邪な気持ちがありました。

はい、そこは認めます。

 

それ以外の理由に、

「岸和田の国有地不当払い下げを巡っての事件」

だったことも魅力的でした。

興味アリアリな内容でした。

 

原則、町名は全て架空になっていましたが、

急に「加守町のカフェ」という実在の町名が出てきた時には嬉しくなりました。

長年岸和田でお仕事させて頂いているので、愛着ありすぎです💛

 

本のあらすじ、ネットから拝借しました。

⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

学校法人荻山学園に対する大阪・岸和田の国有地払い下げに関し、近畿財務局職員の収賄疑惑が持ち上がり、大阪地検特捜部が捜査を開始。

ところがその特捜部内の担当検事による決裁文書改竄疑惑が浮上。

最高検から調査チームが派遣され、大阪地検一級検事の不破俊太郎は惣領美晴事務官と調査に乗り出し、信じがたいものを発見する……。

「能面検事」再び! 現実の事件を彷彿させる物語に、能面検事・不破の鋭いメスが冴えわたる!

 

法廷ものの難しそうな本に見えるかもしれませんが、

実際はそういうわけではなく、昔起きた事件が絡んだもの悲しいお話でした。

(ひょっとして、さりげないネタバレになってます?)

 

弊社はデイサービス2ヵ所とも賃貸なので、ちょうど土地を探しているところです。

ストーリーを楽しむのと同時に色々と勉強になりました。

途中、ちょっとだけ👌岸和田に対する偏見的なもの

(コンビニでたむろしてた兄ちゃんがナンパしてくるところや、コテコテすぎる大阪弁)

が見え隠れしましたが。(笑)

 

真面目な話、土地の隠れた瑕疵について色々と考えさせらえました。

本の中にも出てくるんです。

第二次世界大戦時、生物兵器を作っていた工場があったから、

ここの土地は何が出てくるかわからない、だから手を付けない方が良い。

という噂。

結局その噂は故意に流布されたものでしたが。

 

作家さんは文章に落とす前に下準備で色んな調査や下調べをされると思います。

ストーリーは自由に操作できても、社会の仕組みや職業内容等については事実とかけ離れたことや虚偽の内容は書けませんもんね。

だから、フィクションの小説でもバックグラウンドが勉強になることが多いです。

次、何読もうかなぁ~✨

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