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英語の違和感から”ほめる文化”を考える

先日お伝えしました、NETFLIX創業者マークさんのビジネスセミナーを受けた日の出来事です。

 

オンラインで繋いで頂いていたので、アメリカにいるマークさん↔日本の中継を私たちは拝聴していたのですが、アナウンサーの女性が最後に言った言葉に私はひっかかっていました💦

 

「マークさん自身がお子さんに伝えたいメッセージはありますか?」など、

とても有意義なお話をお聞き出来て、アナウンサーの方の進行は基本的に良かったんですが、

全てお話を終えたマークさんに向けて御礼の言葉を述べて、

最後の最後に「We are proud of you」と仰ったんです。

 

I’m proud of you は、よく家族や親しい友人間で使います。

特によく聞くのは親→子どもに使うパターンです。

「私はあなたを誇りに思う」と言う意味です。

なので、ちょっと上から目線だったりするのです💦

 

だから最後の最後に変な違和感を抱いたままセミナーが終わってしまいました。

私の感覚がおかしいのかもしれないし、知り合いのアメリカ人教諭に確認したところ、

やはり We are proud of you は上から目線でこの場合不適切だけど、

だいたい成功者って gracious だから大丈夫じゃない?とのことでした。

gracious・・・腰が低く親切(優雅という意味もあります)って意味です。

賢い方なので悪気が無いことも全て伝わっていると思います。

でももっと色々称賛の言葉あったやん!?と思っていました。

私たち視聴者が感激したその気持ちとお礼を、称賛の言葉を、

もっとマークさんに伝えて頂きたかったのです。

 

私はアメリカドラマや映画を好んでよく観ます。

親子間・友達間、親しい関係性の中で人をほめる文化があってよく人をほめています。

”ほめる”

これは、日本人が少し苦手な分野だと思います。

昔から褒め慣れしていないですから。

 

ほめる文化の人たちは出会いがしらで(挨拶だけで通る過ぎるだけでも)

「Hey~, how are you? I like your shirt ! 」

(元気?あなたのシャツ素敵!)

とか放り込んでくるので、一瞬で相手を褒め返すスキルを身に着けておかないとアタフタしてしまいます(笑)

※一概に欧米人皆さんがそうではありません。

気難しい人もいます。

 

日頃相手の褒めるところを探しながら歩いているんじゃないかと思うくらい褒め癖のある人は、

相手への気遣い心配りができる&相手を否定しない寛容な人であることが多いです。

 

私も褒める習慣を身に着けられたらいいなと思いますが、

日本人がやりすぎると「何かたくらんでる?」と思われそうです(^▽^;)

これは文化の違いですね。

 

 

 

文化が違うので、あまりやりすぎると「オオカミ少年」みたいになって、

本心で褒めたいときに響かないかもしれないので、乱発するのはやめておきます(笑)

でも日頃、相手の良いところを見つけるクセを身に着けておきたいと思います。

 

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