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護られなかった者たちへ【感想※ネタバレ多分無し】

先日、ブログで紹介させて頂いた本。

”護られなかった者たちへ”

読みました~~!

 

感想は、ズバリ!

「参りました👏」でした。

 

最初この方の文章の言い回しに慣れなくて、

内心「そんなに回りくどい表現しなくても。」とか、

「こんな難しい漢字あえて使わなくても。」とか若干ひねくれていました。

(お恥ずかしながら、たまに読めない漢字混じってましたし(◞‸◟))

「碌に」って皆さん読めます?(笑)

読み仮名無しってことは一般常識なのかっっ

うっっ(; ・`д・´)

 

 

中盤にかけて、「おお~~!それでそれで?」と、どんどん引き込まれ、

引き込まれ過ぎて心が痛くなって、あまりの辛さにしんどくなりました。

加えて、背表紙の倍賞美津子さんを見て「切なすぎて私は映画観れないかも😢」

と思っていました。

中盤は心折れかけです。

 

 

そして終盤、このまま終わるの??と思いながら読み進めていた矢先、話が転調します。

で、、、私も転調した瞬間、あることに気づきました。

「まさか!!!」

あることに気づいてからは、深夜一人布団の中でしたが、

変なハイテンションになって最後まで一気読みです。

 

 

この、中山七里さんという方の他の本も読もうと思いました。

ミステリー好きな私はすっかり虜です✨

私の感想、ネタバレを恐れすぎて意味不明ですが、言いたかったことは一つ。

「超おすすめです!(#^.^#)」

 

 

あと、改めて思いました。

やはり生活保護は正しく適用されるべきです。

本当に護るべき人を護らければ!!

 

本の中にこのような内容がありました。(※私の言葉で要約しています。)

一生懸命、人に迷惑をかけないようにと頑張って真面目に生きてきた人に限って、生活保護を受けるのをためらうことがある。

なのに、人を殺したことや傷つけたことを武勇伝のように語る刑務所の囚人が同じ税金で養われている。

この不条理な現実たるや。

 

 

私も一人の国民として深く考えさせられました。

どれだけ公平に平等に権利が守られるように、と願っても結局のところ世の中は不平等なのです。

生まれた瞬間からみんな違うのです。

生まれた国が違う。

生まれた家庭が違う。

生まれ持った能力が違う。

生まれ持った身体特徴も違う。

生まれ持った病気や障害がある人もいる。

不平等な世の中でも、結局自分が置かれた立場で精いっぱい頑張るしかないなと思うのです。

めげずに頑張っていたらひょんなことで人生が好転することもあると思います✨

人を助けられる余裕のある人は助けるのが良いと思います。

自分はたまたま恵まれた環境に生まれて、英才教育を受けて何不自由なく暮らして、社会的にも成功して、、、、という環境の人は、逆に人を助けること(納税)が義務であったりします。

だからたくさん儲けているのに私腹を肥やして脱税するような人は、

実はかな~り罪深い行為なのかもしれません。

 

一方で精いっぱい頑張っても助けが必要な人は胸を張って公的制度に頼って良いのです!!

世の中助け合いなのです。

助けが必要な人が助けを求めやすい社会にしましょう。

 

今、日本では子どもの貧困や虐待が問題になっています。

つい先日も大変痛ましい事件を耳にしました。辛すぎます。

3歳の子どもがどうやったら助けを求められたのでしょう。

 

どうか、同じようなことが起きませんように。

周りの人が気付けますように。

護るべき人を皆で護っていける社会が良いですね。

 

秋の夜長。

Netflixも良いですが、今年は読書に耽ってみようかと思います♪

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