スタッフブログ

介護にまつわるエトセトラ

介護事業の全国展開は至難の業

今日は久しぶりに介護にまつわるマジメ記事です。

介護事業は、

本当に地域密着の業種だなぁとしみじみ思います。

 

例えば、

その地域に根付いたご高齢者には、

その地域のヘルパーさんが受け入れられやすいんですよね。

 

 

言葉であったり、文化であったり、

長年培われたものは簡単に変わりません。

 

 

目に見えないフィーリングであったり、

コミュニケーションであったり。

言葉ではうまく表現できないけど、なんとなく合う人

っていうのはやっぱり同じ地域の人が多かったりするんだと思います。

ご高齢者は、ご自分が長年育った土地に地元愛を持つ方が多いです。

 

重度の認知症をお持ちの方でも、

ヘルパーに「あんた、どこ出身?」と聞かれ

同じ市町村出身というだけで全てがスムーズに進むこともあります。

 

なので、ある土地で介護事業を成功させようと思ったら、

その土地に根付いて腰を据えて利用者様と向き合う必要があると思います。

 

 

 

また、介護事業は、どうしても利用者様が弱い立場に立たされることが多いです。

意思疎通がとれない方や、麻痺をお持ちの方、寝たきりの方など。

そういう声なき利用者様に絶対に虐待をさせないための理念の浸透

虐待が絶対に怒らない環境整備

その点は、経営者が目を光らせなければならない最重要ポイントです。

 

 

また、利潤追求が第一にきてしまうと、コンプライアンスに抵触するリスクも大きいです。

これは、他の事業と大きく違うところだと思います。

 

適切な介護が必ずしも利益を生み出すわけではありません。

今の介護報酬設定では特にそうです。

 

第一優先すべきは、

”適切な介護サービス提供”

”適切な介護報酬請求”

であったり、

”利用者様の生活”

であったりするわけです。

潔白な経営をしていると、赤字に陥ることももちろん多々あります。

 

 

介護業界って、グレーゾーンも多いです。

(特に訪問介護がそうです。)

よっぽど強い気持ちを持っていないと、

悪魔のささやきが聞こえてくるかもしれませんね。

(特に、訪問介護に関しては、健全経営で利益を出すことはなかなかの難しさです。)

 

 

不正に手を染めず、

全国フランチャイズで、介護事業を成功させようと思えば、

各地に100%近く人間性が信頼できてマネジメント能力に長けた人をトップに配置しなければ行けないと思います。

また、その各地の長はそれぞれの地域出身の人であることが求められると思います。

(前述の理由の通り)

 

 

以上の理由で、介護事業の全国フランチャイズは至難の業だと思います。

成功させている企業さんは本当にすごいと思います。

※あくまで、私の個人的見解です。

 

 

 

弊社はこれからも地域に根付いた地域の皆様に愛される会社を目指します!

 

利用者様の笑顔を支えたい!

社員の笑顔も支えたい!

そして健全経営は貫きたい!

 

健全経営がために赤字決算を出すこともあります。

正直、前期は赤字決算でした。

 

 

でも、それにめげて不正をせず、

健全経営を貫き通していれば、

利用者様が利用者様を呼んでくださり、

良いスタッフさんが良いスタッフさんを呼んでくださり、

良いことがたくさん起きます!

 

 

人(良い縁)が人(良い縁)を引き寄せて下さるんですね。

本当に、ありがたいことです。

利用者様も、スタッフさんも

皆さん、いつもありがとうございます!!

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