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寝た子は正しく起こせ!しかも早く!

”公正採用選考人権啓発推進員”

という役割の人を選任する義務が企業にはあるようで、

その選任届を大阪労働局に提出し、

先月2日間の研修に行ってきました。

 

大変長い名前の研修で、

覚えるのも大変なのですが、

要するに、”就職差別”をなくそう

というものです。

 

・被差別地域の方

・障害のある方

・外国人

 

そのような方々が今まで受けてこられた就職差別、

現状の問題、

今後の企業の在り方、

について2日間研修を受けてまいりました。

研修後はレポートも提出し、

レポートの内容が通れば、修了書が頂けるようです。

 

 

正直、私は今まで属性だけで人を

判断したことはありません。

介護は特に人対人の業種です。

面接では”人”をみるようにしてきたつもりです。

 

 

本人に責任のないことが原因で

その人が不利益を受けるなんてあってはならないことだと思います。

現代でもそのような差別が根深く存在するようで、驚きました。

 

 

”差別”について私は大きな勘違いを1つしていました。

今まで、”寝ている子はあえて起こさない方がいい”

という考え方も一理あると思っていたのです。

純粋な心のまま大人に成長すれば、

人を”差別”するという行為自体を知らなければ、

”差別”ということを意識しなければ、

それもいいのではないか。

あえて”こういう差別を受けている人がいる”

ということを教えなければ、意識することもないだろう、

と少し思っていました。

 

でも、

この考え方が間違っている!

と今回の研修ではっきり説明して頂きました。

 

”寝た子は起こすな”

理論は、1つの条件下でだけ有効だと。

その条件とは、

その人が生まれてから死ぬまで”差別”を

見たり聞いたりしないこと

だそうです。

 

その保証がなければ、

”寝た子は正しくおこせ!しかも早く!”

が一番有効的で、

差別をなくす近道だと、

講師の方が教えてくれました。

 

”もし自分が相手の立場だったら”

という想像力を持つことがとても大切ですね。

 

いわれなき理由で、

悪いことをしたわけでもないのに、

不利益を受けなければならない人の立場だったら、

一体どう感じるか。

 

 

想像力をはたらかせ、

人に対する思いやりや

尊重する気持ちを常にもたなければならないですね。

この研修でもたくさんのことを勉強させて頂きました。

ありがとうございました。

 

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