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訴訟文化にみるアメリカと日本の違い

前回に引き続き、

また全く介護には関係のない記事を書いてしまいます。

アメリカは、何かトラブルが発生したらすぐに訴訟に発展してしまいますね。

その原因はなんだと思われますか??

 

恐らく、多民族国家であることが1番の理由だと思います。

そもそもの発端は黒人差別にあります。

アフリカから強制的に連行してきた罪の無い人々を奴隷にし、家畜同様に扱い搾取し、

その後奴隷解放運動が盛んになり、南北戦争後奴隷制度が廃止された後も、

黒人差別は根強く残りました。

 

刑事事件が起きても、黒人の方が被害者だと事件扱いされずに終わる、、、

なんてことがよくあったそうです。

 

そんな弱い立場の方の人権も平等に守るため司法制度が存在するわけですから、

アメリカではそりゃあ訴訟文化が発展するでしょう。

弁護士の数も日本の50倍だそうです。

 

また、アメリカには黒人のみならず、様々な人種の方がいます。

自ずと信仰される宗教も多岐にわたります。

 

何かのトラブルが起きた場合、

ものごとの善悪を決めるのに、判断基準がブレブレなわけです。

なので、すぐに「裁判で・・・」となってしまうのです。

 

アメリカでは交通事故を起こした時

たとえ自分が悪くても「絶対に謝るな」と言われるそうです。

 

 

一方日本はと言えば・・・

単一民族国家です。

95%以上が同じ種類の人種なのです。

「阿吽の呼吸」という言葉が存在します。

「これ以上相手に言わなくてもわかってもらえる」

文化なのです。

 

自己主張、権利主張をしなくても皆が協調性を持って、

”和”を重んじることのできる貴重な素敵な国なのです。

争いを望まない人種なのです。

 

だからこそ、アメリカの土俵に立つと心しておかなければなりません。

貿易の自由化が進めば、

日本企業が訴訟されることも増えるでしょう。

 

一方がその態度であれば、こちらも受けて立つしかなくなります。

日本が訴訟文化になるのは、

本能的にとても嫌です。

 

せっかくの日本人の良い部分、素敵な部分が侵食される気がしてなりません。

 

※余談ですがアメリカの訴訟はいきすぎています。

マクドナルドに通いすぎて太りすぎた人がマクドナルドのせいで太ったと言って

損害賠償を求める国ですよ・・・

これからもどんな言いがかりが出てくるのか、末恐ろしいものです。

 

やはり私はTPPは怖いなと思います。

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